「旧式の面仕上げ記号」コマンドを使用し、種類として「除去加工をしない」、または、「全周シンボル」を使用し入力されている場合、プロットコマンドによってTIFFを出力すると、その形状が変わってしまう。
再現手順:
1.旧式の面仕上げ記号(除去加工をしない、または、全周シンボル)を使用して作成されている図面を開く
2.ファイル>プロット>プロッタグループ>プリンタ=TIFF
3.OK
この挙動は、NXの不具合によるもので、現在、修正に向け進捗中です。
回避策:
環境変数UGII_PLOT_OLD_CURVE_BEHAVIOR=1の指定により正常に出力する事ができます。
この現象は、旧式の面仕上げ記号を使用した場合にのみ発生し、通常の面仕上げ記号では問題が発生する事無く、正常に出力されます。
また、出力ファイルの種類として、TIFF、JPEG、EMF、PNGを指定した場合にのみ、問題が発生します。
問題の発生する旧式の面仕上げ記号は、以下の5つです。
***英語記事につきましては、PL8804939をご参照ください。