表注記のテキスト位置揃えを、中心中央に設定しているにも関わらず、文字列にスペースが存在すると中央に位置揃えされない。
再現手順:
1.図面環境で、表注記を入力
2.セルのフォーマット設定でテキストの位置揃えを「中心中央」に設定(セルの選択>セル設定>共通>セル>テキストの位置揃え=中心中央)
3.セルに注記入力(セル選択>テキストを編集>テキスト入力フィールドに” ␣12/12␣ “と入力)
※”␣”は、スペース(空白)を意味します。
両側にスペースが無い場合との比較:
この挙動は、NXの設計された通り動作しています。
テキスト入力時、明示的にテキストフォーマット等を指定し、文字列の周囲に制御文字を含む状態にしてください。これが無い場合、文字列の末尾のスペースは無いものとして無視されます。
制御文字は、テキストフォーマット..だけではなく、全ての制御文字、例えば、サイズ..や色..などを入力する事でも中心に制御できます。
この仕様は、PMIテーブルに挿入される注記に於いても同様です。
尚、これは、表注記入力(及び、PMIテーブル注記)に於ける仕様で、通常の注記入力では制御文字を伴う必要なく、中心に制御されます。
***英語記事につきましては、PL8804166をご参照ください。