ロードオプションとして、「構造のみ」を使用し図面を開き、半径寸法を入力しようとしたところ、「抽出曲線を作成できませんでした」というアラートメッセージが出力される。
再現手順:
1.新規パートを開き、円筒など半径寸法入力可能なソリッド準備>保存
2.新規親アセンブリに「1.」で作成したコンポーネントパートを追加
3.新規図面シートを開き、モデルビューを作成後、パートを保存し閉じる
4.手順2で作成したアセンブリを開く。その際、「ロード」オプションとして「構造のみ」を使用
5.径方向寸法を入力時、測定の方法として「径方向」を使用し円弧を選択
この挙動は、径方向寸法を入力する際の制限によるもので、NXの設計されている通り動作しています。
回避策:「構造のみ」以外のロードオプション(例えば「すべてのコンポーネント」など)を使用。
尚、「構造のみ」で操作する場合、測定の方法として、「径方向」の代わりに「直径」を使用。
Notes「径方向」と「直径」の挙動の違いは、寸法値を取得する際のアルゴリズムが異なるためです。現在まで、ライトウエイト表現を扱う際に多くの機能拡張がされており、NX 1847シリーズで「径方向」を使用する上に於いて機能制限されました。
***英語記事につきましては、PL8756014をご参照ください。