Siemens License Server(SLS)を使用して複数ベンダーデーモン(NXやTCのugslmd & STAR-CCM+のcdlmdなど)を管理している環境で、NXのライセンスツールの「バンドル設定」や「借用設定」、「環境設定」を開こうとするとエラーも出さずに終了してしまう。
SLSでは複数のベンダーデーモンのライセンスを管理することができますが、NXのライセンスデーモンである ugslmd と STAR-CCM+のライセンスデーモンである cdlmd、EDA製品のmgcldなどを管理している場合に発生するNX 2306シリーズまでの問題で、既にPRとなっています。
この問題はNX 2312で修正される予定です。
回避策:
バンドルとライセンスサーバは、環境変数(SPLM_LICENSE_SERVER、UGS_LICENSE_BUNDLE)にて設定することができます。
借用は、LMTOOLSのBorrowingまたは lmborrowコマンドを利用できます。