ある PC_A で PMI や製図注記に設定されたフォント(テキスト、シンボル)が、他の PC_B にインストールされていなかった場合、PC_A で作成されたパートファイルを PC_B で開くと、フォント設定が Arial に変更されてしまう。
例)
- PC_A には Arial Unicode MS がインストールされており、NX の PMI や製図注記のフォント設定が Arial Unicode MS となっている
- PC_B には Arial Unicode MS がインストールされていない
上記状況で PC_A で作成されたNXパートファイルを PC_B で開き、PMI や製図注記のフォント設定を確認すると、Arial となる。
この動作は仕様です。
NXでは、開いたパートファイルに設定されているフォントがそのPCにインストールされていない場合、NXで標準として設定されている以下に説明するフォントの優先順位に従い自動的に変更されます。
NXの標準フォントの優先度は、1位:Arial、2位:Tahoma、3位:Calibriです。もしPCに Arial がなければ2位の Tahoma、Tahoma もなければ3位の Calibri に変更されます。