Siemens License Serverで新しいライセンスを入手してファイルを置き換えたがライセンスデーモンが起動できなかった。
Solution現在発行されているライセンスのVENDOR行がugslmdになっている場合はSiemens PLM Licensing(ugslmd)では使用できますがSiemens License Server(saltd)では使用できません。
例)
SERVER ホスト名 コンポジットID 28000
VENDOR ugslmd
この場合は、Siemens License Serverのsetup.exeを実行してライセンスファイルの置換を行ってください。
Siemens License Serverのsetup.exeを使用する事によりVENDOR行やSERVER行の変更が実行されます。
以下はVer2.2.0.0を使った場合の置換方法です。
1. SiemensLicenseServer_v2.2.0.0_Win64_x86-64.exeを実行します。
2. 言語(日本語)を選択します。
3. 「ライセンスファイルを追加/置換」を選択して「次へ」を押します。
4. 「参照」で新しいライセンスファイルを選択します。
5. 「次へ」をしてしばらくするとサービスを停止するか聞いてきますので「はい」を選んでください。
6. 新しいライセンスファイルを読み込みポートの設定の確認を行います。変更が無ければそのまま「次へ」を押してください。もしポートの変更が必要な場合は「アドバンス設定」を押して新しいポート番号を設定してください。
7. webkeyの設定を実行します。変更がない場合はそのまま「次へ」を押してください。
8. インストレーションの内容を確認して「次へ」を押してください。
「ローカルファイヤーウォールでのライセンスサーバーのアクセスを許可」のチェックはOnのままにしてください。外した場合は他のクライアントからのアクセスができなくなる可能性があります。
9. インストールが実行され、ファイヤーウォールのルールが作成されます。
10. インストールが終了すると以下の画面が表示されます。
11. ライセンスファイルが置き換わってライセンスデーモンが起動するまでにしばらく時間がかかります(約3分程度)
ライセンスデーモンが起動したら、Siemens製品を起動してライセンスが取得できるか確認してください。