NX 1899シリーズまではWAVEジオメトリリンカコマンドを起動すると “wave” ライセンスが使用されていたが、NX 2007シリーズ以降はWAVEジオメトリリンカを起動しても “wave” ライセンスは使用されない。
“wave” ライセンスの仕様が変わったのか?
SolutionNX 2007シリーズから “wave” ライセンスフィーチャの振る舞いが変更されています。
NX 1899シリーズまでの振る舞い
WAVEジオメトリリンカコマンドを起動すると、“wave” ライセンスフィーチャをチェックし、ライセンスファイルに含まれていて有効な場合はそれを使用(OUT)します。 “wave” が含まれていない、または使用不可の場合はライセンスログにチェックしたことが記録されますがコマンドは起動/実行できます。
また、“wave” が使用不可の状態の場合はWAVEジオメトリリンカコマンドダイアログにある「コンテキストを独立にする」オプションが表示されません。
NX 2007シリーズ以降の振る舞い
WAVEジオメトリリンカコマンドを起動しても“wave”ライセンスフィーチャをチェックや使用(OUT)はしません。 “wave”ライセンスがなくともWAVEジオメトリリンカを実行できます。
また、“wave”ライセンスの有無に関わらず「コンテキストを独立にする」オプションは表示され使用も可能です。
“wave” ライセンスが消費されるコマンドは下記になります。