PMI座標注記入力後、「名前を変更」コマンドによってそのタイトルを変更しました。その後、「現在のフィーチャにする」を実行した時、タイトル名が編集前の名前に戻ります。また、履歴最後のフィーチャを「現在のフィーチャにする」を実行したとしても、編集後の名前に戻りません。
再現手順:
1.PMI座標注記の入力
-1.メニュー>PMI>特化>座標注記
2.MBD、もしくは、パートナビゲータから座標注記のタイトルを変更(例えば「002」に変更)
-1.ナビゲータ>座標注記選択>マウス右クリック>名前を変更
変更前:
変更後:
3.最初のフィーチャ(この場合「データム座標系」)を「現在のフィーチャ」にする
4.MBD、もしくは、パートナビゲータから座標注記のタイトルを確認
5.「現在のフィーチャ」を最後の履歴フィーチャにし、タイトルを確認
※手順「4.」「5.」実行後、タイトルは変更前に戻り、変更後の内容は失われている事が確認できます。
この挙動は、NXの不具合によるもので、NX 2312で修正されます。
回避策:
「名前を変更」は使用せず、「編集」を使用ください。この場合、問題は発生しません。
MBD、もしくは、パートナビゲータから「座標注記」を長押し選択し名前変更した場合も、同様に問題が発生します。
***英語記事につきましては、PL8714947をご参照ください。