https://docs.sw.siemens.com/ja-JP/doc/209349590/PL20220512394070742.drafting/xid875549
このNXドキュメンテーションに“断面ビューへのPMIの継承”の方法が記述されていますが、PMIが断面ビューへ継承されないものがあります。
再現手順
1) NXを起動します
2) PMIを含むパートを作成します。
3) 製図アプリケーションに切り替えます
4) 断面ビューを作成します。
5) 断面ビューの設定: 共通>PMI>継承
オプション>PMI: 図面に位置合わせ(全パート)
オプション>PMIタイプ: すべて選択
例として、PMIが表示されない断面ビューがあります(例: 断面A-A)
これは設計された通りの動作です。
Notesオプション「図面に位置合わせ(全パート)」は、モデル PMI 注釈平面の法線がビュー平面(ここでは断面ビュー)に平行でなければならないという継承基準に基づいて機能します。
例を説明:
断面 B-B では、断面ビューの法線がモデル PMI 注釈平面に平行であるため、関連付けられたオブジェクトがモデリング側にあるPMIが継承されて確認できます。
断面 A-A では、断面ビューの法線はモデル PMI 注釈平面に平行ではありません。 したがって、何も継承されません。
また、断面線の長さは、継承のエリアに影響を与えます。
赤いエリア内のオブジェクトにPMIの引き出し線の矢印が配置されている必要があります。