NX 1847 ~ 1926シリーズの製図アプリケーションのイメージコマンドでシートに画像を張り付けると、その画像を削除しても表示できないオブジェクトが残ってしまう。
これはNX 1847, 1872, 1899, 1926シリーズの不具合で、NX 1953で修正されました。
NX 1953以降ではイメージコマンドにより張り付けられた画像を削除後も、削除できないオブジェクトは残りません。 NX 1953以降で既存の不可視のラスタイメージオブジェクトを持つパートファイルを開いても自動削除は行われないので、下記対策にて個別に削除してください。
この不可視のラスタイメージオブジェクトを含んでいても他に影響を及ぼす問題はありません。
対策
モデリングアプリケーションに変更して、パートナビゲータのタイムスタンプ順を解除し、「未使用アイテム」を開いて表示されるラスターイメージデータオブジェクトを削除することで当該オブジェクトを削除することができます。
また、NX 2007以降では、削除できずに残っているラスターイメージオブジェクトをパートクリーンアップで削除できるようにもなっています。