NX チェックメイト「Check Fully Defined Sketch」チェッカで完全拘束のスケッチが検出されない

2022-09-05T03:34:21Z
NX for Design

サマリ


詳細

NX 2206で旧式スケッチを利用し新規作成したスケッチが、完全拘束されているかを確認するために、NX 2206の新機能である「Check Fully Defined Sketch」チェッカを使用したが、スケッチが完全拘束されているにもかかわらず、「結果」カラムに「合格」ではなく「スキップ」として検出される。

Reproduced Steps:

1.旧式スケッチによる完全拘束されたスケッチを準備

2.「HD3Dツール」タブ>「チェックメイト」>「テストをセットアップ」>「テスト」>①「Check Fully Defined Sketch」>②「選択みに追加」>③「チェックメイトテストを実行」


3.検出結果の確認

*** 「テストステータスは、スキップです。」と検出され、「合格」として検出されない。


Solution

この挙動はNXの設計された通り動作しています。

このチェッカは、新式スケッチのみを対象としていて、旧式スケッチは対象外です。

※ドキュメントからの抜粋:

「Skipped」 - 作業パートにはスケッチがないか、旧式のスケッチのみが含まれています。

Notes

このチェッカの詳細につきましては、「このリリースにおける追加機能」- チェックメイト/作業パートのスケッチの検証を参照ください。

https://docs.sw.siemens.com/ja-JP/product/209349590/doc/PL20200605195244930.whatsnew/html/xid2054674

***英語記事につきましては、PL8670341をご参照ください。

Platforms
  • Windows x64 10
Release Versions
  • NX V2206

KBアーティクルID# PL8670339

目次

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