NX 2206で旧式スケッチを利用し新規作成したスケッチが、完全拘束されているかを確認するために、NX 2206の新機能である「Check Fully Defined Sketch」チェッカを使用したが、スケッチが完全拘束されているにもかかわらず、「結果」カラムに「合格」ではなく「スキップ」として検出される。
Reproduced Steps:
1.旧式スケッチによる完全拘束されたスケッチを準備
2.「HD3Dツール」タブ>「チェックメイト」>「テストをセットアップ」>「テスト」>①「Check Fully Defined Sketch」>②「選択みに追加」>③「チェックメイトテストを実行」
3.検出結果の確認
*** 「テストステータスは、スキップです。」と検出され、「合格」として検出されない。
この挙動はNXの設計された通り動作しています。
このチェッカは、新式スケッチのみを対象としていて、旧式スケッチは対象外です。
※ドキュメントからの抜粋:
「Skipped」 - 作業パートにはスケッチがないか、旧式のスケッチのみが含まれています。
Notesこのチェッカの詳細につきましては、「このリリースにおける追加機能」- チェックメイト/作業パートのスケッチの検証を参照ください。
https://docs.sw.siemens.com/ja-JP/product/209349590/doc/PL20200605195244930.whatsnew/html/xid2054674
***英語記事につきましては、PL8670341をご参照ください。