バリエーション解析環境で「測定オペレーション」を作成したパートデータを開いた後、バリエーション環境からあるコンポーネントをウインドウで開き、その後、ウインドウで親を開くを実行した時に、「内部エラー:メモリアクセス違反」。
データ準備:
1.コンポーネントを2つ持つアセンブリを作成(作成するジオメトリは簡単なソリッド形状、それぞれのコンポーネントにデータムフィーチャシンボルを持ち、トップアセンブリで「PMIアセンブリタイプフィルタ」使用し表示)
2.「バリエーション解析」環境 で、サンプルで示すデータ作成(「モデルを作成」、「ピンフィーチャプロパティ」で「点」を定義 -「個々の点」、「測定オペレーション」追加)
3.バリエーション解析ナビゲータの「測定オペレーション」で追加した解析項目がチェック(☑)されている事を確認
4.保存しパートを閉じる
再現手順:
1.アセンブリを開く
2.(バリエーション解析環境から)モデリング環境に変更
3.バリエーション解析環境に戻る
4.ANT > model1コンポーネント選択 > MB3 > 「ウインドウで開く」
5.ANT > model1コンポーネント選択 > MB3 > 「ウインドウで親を開く」> assembly1
6.「内部エラー:メモリアクセス違反」発生
***現象発生しない場合、手順2-5を再度実施。
Solution
問題は、NX1953 – NX 2007で発生します。この挙動はNXの不具合によるもので、NX 2206で修正されました。
回避策:
バリエーション解析環境でアセンブリ操作する時は、「測定オペレーション」で追加した解析項目を非表示状態にする。
もしくは、アセンブリ操作実施時は、モデリング環境などから実施(バリエーション解析環境から直接操作しない)。
Notes
***英語記事につきましては、PL8613139 をご参照ください。