詳細
ugii_env.datで環境変数の値にファイルパスを記述する際、パスにスペース(空白)文字があると環境変数の値を正しく認識せずにNXが起動してしまう。
例:
UGII_TEMPLATE_DIR = C:\Siemens\NX 1953\test_template
上記のように記述した場合、NXでは値を C:\Siemens\NX と認識し、スペース文字以降の "1953\test_template" は無視される。
Solution
ugii_env.dat 内で環境変数のファイルパス値にスペース文字を含む場合は、 ファイルパスを " "(半角ダブルコーテーション)で囲みます。
例: UGII_TEMPLATE_DIR = "C:\Siemens\NX 12.0\test_template"
コマンドプロンプトやNX起動バッチファイル内で環境変数を指定する場合やWindowsのシステム環境変数として定義する場合には、ダブルコーテーションを使用せずとも環境変数値は正しく設定されます。
Hardware/Software Configuration
Platform: INTL64
OS: windows
OS Version: 1064
Product: NX
Application: SYSTEM
Version: V1847
Function: WNT_INSTALL
Ref: 002-8577734