NX 作業座標系を任意の位置に動かした場合、スケッチ平面は絶対座標系のXY平面になる。

NX1953以降の"スケッチ作成"では、作業座標系を任意の位置に動かした場合、スケッチ平面は絶対座標系のXY平面になります。

再現可能な手順：NX1926以前の"スケッチ作成"
1.新規作成
2.メニュー>書式>作業座標系>作業座標系を絶対座標系にセットする。
3.2)でセットした作業座標系をダブルクリックし、任意の位置へ移動する。
4.スケッチ作成>平面上>平面方法「推定」で[OK]を選択する。
 作業座標系のXY平面がスケッチ平面になります。
5.作図する。
6.スケッチを終了する。
7.メニュー>書式>作業座標系>作業座標系を絶対座標系にセットする。

再現可能な手順：NX1953以降の"スケッチ作成"
1.新規作成
2.メニュー>書式>作業座標系>作業座標系を絶対座標系にセットする。
3.2)でセットした作業座標系をダブルクリックし、任意の位置へ移動する。
4.スケッチ作成>平面上>[OK]を選択する。
 絶対座標系のXY平面がスケッチ平面になります。
5.作図する。
6.スケッチを終了する。
7.メニュー>書式>作業座標系>作業座標系を絶対座標系にセットする。

Solution

この動作は、現在の仕様になります。
作業座標系でのスケッチ作成は廃止されました。


回避策：
スケッチ平面が作業パートの絶対座標系と一致しない場合は、常に作業平面のオブジェクトを用意し、スケッチを作成してください。

Hardware/Software Configuration

Platform: INTL64
OS: windows
OS Version: 1064
Product: NX
Application: DESIGN
Version: V1953
Function: SKETCHER

Ref: 002-8577152