PMI > アドバイスで「アドバイザチェックを実行」すると、PMI長さ寸法に「警告」が表示される。
警告:寸法は無効なジオメトリに関連しています。
チェック項目及び警告メッセージは不適切ですが、この警告を表示しない方法はありますでしょうか?
例;
PMI長さ寸法30があります。
この寸法に公差の付加は無いですが、関連しているジオメトリは適切に関連づいております。公差の付加チェック結果として、PMI > アドバイスで「アドバイザチェックを実行」すると、PMI長さ寸法に「警告」が表示される。
Solution
この問題は、直線寸法チェック項目を改修しチェック結果が正しく得られるようにNX1980で修正されました。
NX1953シリーズで、この警告を非表示にする方法は、下記のとおりです。メニュー > PMI > アドバイザー > 構成
寸法、線形の「無効な関連ジオメトリ」「ルールを適用」をオフにして、OKを押下します。
この「無効な関連ジオメトリ」は、寸法の線形チェックには不適切な構成です。
チェック結果
NX1980での確認メニュー > PMI > アドバイザー > 構成
PMIアドバイザ構成で寸法、長さのルールが改修されています。
参考;
「無効な関連ジオメトリ」(Invalid Associated Geometry)が「公差タイプが無効」(Invalid Tolerance Type)に更新されているのがわかります。
日本語UI;
英語UI(参考);
アドバイザチェックを実行すると、結果は正しくエラー(寸法は公差を含むか基準寸法である必要があります)となります。
ここで、公差を付加します。
アドバイザチェックを実行すると、結果は正しくエラー無として表示されます。
Notes and References
関連事項;
メニュー > PMI > アドバイザー > 構成
で、構成を変更を可能にするには、下記のカスタマデフォルト設定が必要です。
ファイル > ユーティリティ > カスタマデフォルト、PMI > PMI 一般/セットアップ、「チェックの構成を許可」をオンに設定しNX再起動が必要です。
Hardware/Software Configuration
Platform: INTL64
OS: windows
OS Version: xp64
Product: NX
Application: PMI
Version: V1953
Function: APPLICATION
Ref: 002-8573851