「和」コマンド実行時、ツール及びターゲットが少なくても1つずつ存在していないとコマンドが成立しないが、編集時、ターゲットをリリースしてもコマンドが成立する。つまり、1つのツールだけでフィーチャが成立する。この挙動は、仕様通りですか?
再現手順:
1.2つのソリッドボディを作成
2.「和」コマンドの実行
3.「和」フィーチャの編集で、ターゲットをリリース
Solution
現象は、仕様通りの振る舞いです。
複数ボディ対応へと拡張する事で、1回の操作で複数ブーリアンを処理する事が可能となりました。最初に「和」コマンドを実行する時点では、ツールとターゲットのそれぞれが1つずつ存在する必要がありますが、編集時は、「和」コマンドによってボディが複数作成されている事を考慮し、結果としてターゲットを持たないボディに対して、編集によって失敗することを防ぐために柔軟に対応できる仕様となっています。
下図は、1回の和によって3つのブーリアンが作成させているケースで、作成された3つのうち2つのボディは、最初の「和」コマンド生成段階で、既にツールをもたないが、コマンドは成功してい事からもこのコマンドの仕様を確認できます。
Notes and References
***英語記事につきましては、
PL8566980をご参照ください。
Hardware/Software Configuration
Platform: INTL64
OS: windows
OS Version: 1064
Product: NX
Application: DESIGN
Version: V1953
Function: FEATURE_MODEL
Ref: 002-8566979