「情報 > 点(またはスプラインやB-サーフェース)」コマンドにて点オブジェクトの情報を取得する際、情報ウィンドウには通常、情報作成者、日付、現在の作業パート、ノードがヘッダー情報として表示されます。
しかし、下記ステップのように、点(またはスプラインやB-サーフェース)情報に続けて「情報 > オブジェクト」コマンドを実行し、次に再度「情報 > 点(またはスプラインやB-サーフェース)」を実行すると、情報ウィンドウに表示されるヘッダー部が欠落してしまいます。
[ステップ]
1. 「情報 > 点(またはスプラインやB-サーフェース)」コマンドで点を選択して実行
⇒ 下図のように情報ウィンドウ内にヘッダー情報が表示される
2. 「情報 > オブジェクト」コマンドにて何かオブジェクト情報を表示させる
3. 一度情報ウィンドウを閉じて、再度「情報 > 点(またはスプラインやB-サーフェース)」を起動して点を選択し、実行する
(情報ウィンドウは閉じる必要ないが、閉じた方がわかりやすい)
4. 情報ウィンドウに表示されるべきヘッダー情報が欠落し、点の座標情報のみが表示される
Solution
この問題は、NX2007にて修正される予定です。
Workaround
問題発生後、再度「情報 > スプライン or B-サーフェース」を実行します。
それにより、「情報 > 点(またはスプラインやB-サーフェース)」にてヘッダー情報が欠落しなくなります。
Hardware/Software Configuration
Platform: INTL64
OS: windows
OS Version: 1064
Product: NX
Application: DESIGN
Version: V1953
Function: INFO_ANALYSIS
Ref: 002-8552309