・ ハイライト機能から特定する ・ 要素カラーを変更する ・ グループ化を行う
IDが特定されているエンティティをモデル上から特定する方法
解析エラーやメッシュ作成エラーが発生した場合、出力ファイルやメッセージからエラーの原因となるエンティティのIDを得ることができる。原因箇所をモデル上から特定することにより、エラーを特定し修正することができる。以下IDと特定する方法を示す。
・ ハイライト機能から特定する *要素:ID 9843を特定する場合
特定するエンティティが1つの場合に有効、また手早く特定したい場合など。ただし、一時的な表示となる。
① 要素を特定できるコマンドを実行(「修正」ー「カラー」ー「エレメント」など)
② エンティティ選択画面から「ID」に「9843」と入力して、「追加」をクリックし、ハイライトボタンをクリックする
・要素カラーを変更する ※ハイライト機能での特定の流れで可能
特定するエンティティが1でも複数でも場合に有効。再度カラーを変更しない限り、カラーから特定が可能。ただし、特定するエンティティのが内部に存在する場合は有効でない。
① カラーモードを「エレメントカラー」と設定する
② 「修正」ー「カラー」ー「エレメント」を実行
③ エンティティ選択画面から「ID」に「9843」と入力して、OKをクリックする
④ カラーパレットから分かりやすい色(赤などを)選択して、OKをクリックする。※デフォルトでは要素カラーは白色設定
・グループ化を行う
特定するエンティティが複数の場合やモデル規模が非常に大きい、またモデル内部のエンティティを特定する場合は前述のハイライトやカラーの変更方法ではモデル上から特定が難しい。そういった場合において有効な検出方法。
① 「グループ」ー「エレメント」ー「ID」を実行
② グループを作成し、エンティティ選択画面から「ID」に「9843」と入力して、OKをクリックする。
③ モデル情報ウィンドのハイライトのオプションから「オートスケールでエンティティ表示」にチェック
④ モデル情報ウィンドのハイライトをクリックし、作成したグループをクリックする。
ビューの位置がどこであっても、ビューがグループ化したエンティティに合わせて表示される。
以下のビュー位置ではグループ化したエンティティが隠れているが、グループ化したエンティティに対して、オートスケールされる
Femap ver2022.2に基づく